都心の狭小地を中心に、隣地境界線ギリギリに建築された住宅によくある、軒の出が小さい「軒ゼロ住宅」を採用している建築会社が多くなっています。
しかし、最新の調査結果から近年、軒ゼロ箇所では雨漏り事故が非常に多いことがわかってきました。
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軒ゼロ住宅の弱点となりやすい部位は屋根と外壁の取り合い部です。
そこに、わずかでも隙間があると、容易に雨水の侵入を招くことになります。
特に片流れ屋根の棟部に隙間が施工上起こりやすくなります
隙間や劣化が起こりだすと、傾斜に沿ってどんどん雨水が室内に流れてしまい
雨漏れが起こりやすくなります。
また、軒や庇が45㎝以上出ていると直接雨水侵入や直射日光による紫外線劣化が外壁部や
開口部周辺から室内に雨水が浸入するリスクも回避できるケースも多くあります。
窓まわりに施工した、シーリング材(1次防水)が劣化したことによる浸水が起こりやすくなります。
また、複合(2か所以上)の雨漏れも、「外壁+水切り」や「軒+外壁」というように
雨漏れが多発しやすくなってしまいます。
軒ゼロ住宅の壁面では、紫外線を直接受ける時間が長く、日陰が小さくシーリング材の早期劣化を招きやすいからです。
軒を十分に出していれば、完成数年で早期の雨漏りを招いてしまうといった事態には至らないのも、最近の調査から具体的に見えてきました。
今後も、軒ゼロ住宅の危険性について、お知らせしたいと思います