【外壁塗装打ち合わせ虎の巻】契約前に確認したい10項目

女性の方でも年配の方でもご納得できる 外壁塗装の打合せ

最近の外壁塗装に関するホームページ・ポータルサイトの情報量はすさまじいものがあります。

今まで知りたくても情報がなかった時代に比べると、外壁塗装・屋根塗装を考えられている方には、ありがたいことだと思います。

しかし、(不確かな情報も含め)情報量に比例して、どの塗料が良いのか、材料は?施工法は?など考えることがよりたくさん複雑になってきました。

日常生活で買物する商品であれば価格・内容はイメージできますが、100万円以上かかるような外壁塗装・屋根塗装工事となると、普段経験がない分なおさら悩みます。

ここでは、これまで1万件以上施工を実施してきた弊社が、はじめての外壁塗装・屋根塗装をする人向けに、契約前の打ち合わせで確認するべき10個のポイント・成功法則をご紹介いたします。

 

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【はじめに】外壁塗装の打ち合わせで確認すべき10項目

外壁塗装の契約をする前には、通常最低でも一度は塗装会社と打ち合わせを行います。

ここでは外壁塗装工事の契約前に行う打ち合わせで確認するべきポイントについて説明します。

■外壁塗装契約前の打ち合わせで確認するべき10つのポイント

  • 【ポイント1】ショールームをもっているか
  • 【ポイント2】建設業・塗装業などの資格・免許を持っているか
  • 【ポイント3】お客様担当者が契約前後で同じか
  • 【ポイント4】雨漏れや外壁の劣化状況を調査してくれるか
  • 【ポイント5】近隣挨拶はどのようにしてもらえるのか
  • 【ポイント6】打ち合わせや重要事項・工程表などを書面化してくれるか
  • 【ポイント7】見積書のしっかりとした説明があるか
  • 【ポイント8】過去の施工事例などを交えて説明してくれるか
  • 【ポイント9】事前に塗装の色合いの説明があるか
  • 【ポイント10】建設工事保険はあるか

 

今回は、上記の10個の確認項目について詳しく説明していきます。

 

【ポイント1】ショールームをもっているか

はじめに、ご検討している塗装工事会社がショールームをもっているか確認しておくことをおすすめします。

弊社に訪ねてこられるお客様が時々おられます。よく尋ねられる内容としては、下記のような内容です。

  • どんな会社ですか(建設会社?塗装会社?)
  • 建設業の許可を持っているか?(5年ごとの更新しているか?)
  • 本当に一級建築士・一級施工管理技士がいるの?
  • 第三者の保証・瑕疵保険に加入しているのか?
  • 工事経歴が知りたい(工事内容・木造窯業系サイディング・鉄骨造ALC仕上げ・鉄筋コンクリート造)
  • どんな工事が得意なのか?
  • 色分けのデザイン(2色仕上げの色分け)

などなど

 

ありがたいことに、遠方からホームページで弊社の住所探して来社されます。

ネット上だとどうしても一方的な情報発信になってしまいますが、ショールームに来られた場合は皆さんの家の状況やご希望に合わせて色々ご説明させていただきます。

お客様への資料が整っているかも確認しておきましょう。

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上記は弊社のショールームです。みなさま悩んでいる内容をお伺いしながら丁寧にご説明させていただきます。

(関連ページ)ミズノライフクリエイト

【ポイント2】建設業・塗装業などの資格・免許を持っているか

次に、建設業・塗装業などの資格や免許を持っているか、その種類などを打ち合わせの際に確認しておきましょう。

事務所には資格の掲示が義務づけられています。ここで肝心なのは、下記の2点です。

  • どのような免許をもっているか、種類が何か?
  • 建設会社の場合は建築士が在籍しているか?(名義貸しは違法行為)

 

資格の詳細については「外壁塗装業者選びの免許・資格チェックポイントを1級建築士が徹底解説」に詳しく説明していますので、合わせてご参考ください。

 

【ポイント3】お客様担当者は工事に入ってからも同じか

3つ目のポイントは、お客様担当者は工事に入ってからも同じかどうかの確認です。

契約前にやり取りするお客様担当者が、契約後工事に入ってからも同じかどうかは最重要確認事項です。

もし担当者が変わる場合も、どこまで工事のことを理解しているかが大切な点検事項です。

塗装工事を行う上では、通常お客様担当者と工事責任者に分かれます。

そのときに大切な事柄はお客様のご要望をどこまで、お客様担当者と工事責任者がきっちり理解しているが重要です。

工事の大切な内容の書面化が必要です。

  • 工事の打ち合わせ記録カードの作成(重要なご用件は、口頭ではなく工事の内容を書面化すること)
  • 打ち合わせ確認書類の確認(1~2枚のシート化による内容の確認)

※書面化については「【ポイント6】の打ち合わせや重要事項・工程表などを書面化してくれるか」で詳しく説明します。

 

【ポイント4】雨漏れや外壁の劣化状況を調査してくれるか

4つ目のポイントは、サーモカメラなどを使って雨漏れや外壁の劣化状況を調査してくれるかどうかです。

これは塗装業界でよくあるトラブルですが、雨漏りが起きている家で、実際には補修工事が必要なのに塗装やコーキングだけで済ませた場合、すぐに雨漏りが再発することがあります。

本来一軒一軒外壁の劣化状態も違うので、ちゃんと外壁診断・調査したうえで塗装だけで良いのか、塗装+別の工事が必要なのかを判断する必要があります。

実例として、サーモカメラによって雨漏れ・劣化を検証した物件を下記にご紹介します。

下記は、緑でふち取りしている部分を赤外線サーモカメラで撮影しました。解析したところ、赤のふち取り部分で雨水の侵入(雨漏れ)が確認できます。

 

【ポイント5】近隣挨拶はどのようにしてもらえるのか

5つ目のポイントは、近隣挨拶はどのようにしてもらえるのか、近隣挨拶に用意するものなど協力してくれるかどうかです。

近隣トラブルを避けるためにも、近隣挨拶は工事前に前もって行ってから工事を行う必要があります。

■近隣挨拶状のサンプル

近隣挨拶状

 

特に、下記は近隣の配慮に関するよくあるご質問です。この辺りは事前に聞いて聞いておいた方が良いでしょう。

  • 大型のトラックの侵入についての駐車の位置について
  • 植栽の伐採や植木の移動について
  • 大阪市内など都心部では、境界線の事前確認なども必要な場合があります。
  • 警備員の配備の件
  • 近隣挨拶の手土産や文書をどうするか(サンプルの用意あり) 

 

近隣あいさつでトラブルになることも・・

事前に計画を立てて前もって近隣あいさつをすれば多くの場合は問題が起こることはありませんが、工事直前や工事当日などにいきなり挨拶をすると近隣トラブルに発展する可能性もあります。

通常、多くの人は工事前の近隣あいさつなどした経験はないと思いますので、業者がこういった面も協力してくれるかどうかは重要な確認事項です。

 

【ポイント6】打ち合わせや重要事項・工程表などを書面化してくれるか

6つ目のポイントは、打ち合わせや工事の重要事項、工事工程表などをちゃんと書面化してくれるかどうか(口約束の防止処置を行ってくれるか)です。

工事は通常お客様担当・現場担当など、複数の人の作業で成り立っています。

口頭だけでやりとりしていた場合、どうしても伝言ゲームになりがちで、コミュニケーションの齟齬が生まれてしまいます。

説明不足が起こらないためにも、口頭ではなく「確認書類」が必要です。途中で変更等起こった場合にもその都度「工事内容確認シート」の作成して、各関係者の認識を統一しておくことが望ましいです。

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工事の内容を書類に反映させることで、お客様・お客様担当者・工事責任者・現場作業での伝言ゲームをなくすことができます。

 

下記に弊社で利用している主な書類をご紹介します。

1. 打ち合わせ記録の作成

下記は工事に関する打ち合わせ記録の書面です。

■弊社で利用する打ち合わせ記録カードの例
打ち合わせカード

 

たとえば、工事の内容が、劣化がひどい場合の工事の内容をどのようにするか?などは、大切な項目です。

特に実際の工事では、外壁の状態が酷い場合当初考えていた塗料を後から変更せざるを得ない場合もあります。

その場合、お客様・お客様担当者・工事責任者で認識の齟齬がないように誰でも簡単に全体をひと目分かる打合せ書類が必要になります。

 

2. 工事内容の確認書

次に、工事内容・重要事項の確認書面を作成してくれるかどうかの確認です。

弊社では、工事打合せ書という書類でお客様と弊社で工事の内容を共有しています。

工事打ち合わせ書では、下記のような工事内容の詳細チェックしています。

  • 下地塗り工事~中途塗料材料~上塗塗装材料
  • 金物塗装
  • 窓の状態
  • 塗装のできる場所・しない場所(写真・文章で記載)
  • 塗装・防水以外に使用する材料・チェック項目(写真・文章で記載)
  • 外壁塗装の塗り替も大切ですが、オーナー様の自宅の現在の状態(劣化)

上記の報告内容により、今回の工事の優先順位や注意事項を共有しています。

特に、外壁塗装工事は、塗料の以外の工事も、外壁劣化の調査や補修方法など色々なポイントがあります。
弊社の工事打ち合わせ書(外壁工事用)の例

弊社の工事打ち合わせ書(屋根工事用)

3. 工事の工程表(スケジュール表)

さいごに、工事の工程表を作成してくれるかです。工期は工事内容と同じくらい大切です。

通常は、工事前~工事後までの一連の流れを表にまとめます。

■工事工程表の例
工事工程表
特に重要なのが、工事前にお客様がしなければならないことが明示されているかです。

お客様は慣れない工事でわからないことだらけだと思います。しっかりした業者の場合は、工事着手前にお客様がしなければならないことを明示・説明してくれます。

  • 近隣あいさつを何日前にするか
  • 隣の家との境界の問題(フェンスをはずす・はずさない)をどうするか
  • 塗料の置き場所をどこにするか
  • 工事車両の駐車場をどこにするか

 

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上記は工事前に確認・実施するべき事項ですが非常に大切です。上記に齟齬があると工事の前にトラブルが発生して工事どころではなくなってしまうという事態になるリスクもあります。

 

【ポイント7】見積書のしっかりとした説明があるか

7つ目に確認するべき事項は、見積書についてお客様が納得できるようなしっかりとした説明があるかどうかです。

外壁塗装・屋根塗装業者のほとんどが提案の際に、塗料種類でランク分けした数パターンの見積もりだけの場合がほとんどです。

もちろんそれで事足りる場合もありますが、外壁塗装だけではなく事前の雨漏り調査や塗装+αの補修工事が必要になる場合もあります。

自宅の外壁にひび・割れなどの劣化がある場合・雨漏れが起きている場合など、気になる点がある場合はそれも必ず相談するようにしましょう。

業者からの提案・見積もりの際にそういった懸念点が考慮されているか、真摯に対応してくれるかもチェックしておくと良いと思います。

弊社の見積書をご紹介

ミズノライフクリエイトではお客様のご依頼からご提案を含めて、3パターンのお見積の作成させていただいております。

塗装工事は、お客様から見てわかりづらい内容や大雑把なお見積もりが提示されることも多くあります。グレーな部分があると塗装会社とお客様の間の信頼関係も薄れてしまいます。

弊社では、施工のわかりづらい各工事部分もお客様がご理解できるようにお伝えすることが必要と考えています。

【ポイント8】過去の施工事例などを交えて説明してくれる

8つ目のポイントは、過去の施工事例などを交えた説明があるかどうかです。

実際の多くの施工実績をもっている業者であれば、お客様に似た過去の施工事例・参考事例などをご紹介することができます。

実例を交えて説明をしてくれるかどうかで、業者の経験の豊富さや技術についても把握しやすくなりますので、似た事例などがないかを確認してみるのもおすすめです。

外壁塗装前と後

(関連ページ)ミズノライフクリエイト の施工事例

 

【ポイント9】塗装の色合い・艶に関する説明があるか

9つ目のポイントは、塗装の色合い・艶に関する説明があるかどうかです。

外壁塗装を考える際、耐久性能・断熱性能などの塗料性能も大事ですが、「せっかくだからこの際、自分の住まいの美観をもっとよくしたい・雰囲気を変えてみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

いくら塗装工事が無事完了したとしても、「自分の家の外壁の色合いが微妙になってしまった」となると、せっかくの外壁塗装も台無しです。

塗装の色選びに関するよくある失敗例として下記項目が挙げられます。

  • 最初に思っていた色と出来上がった色が違う
  • 窓や雨樋などの付帯部とのバランスがおかしい
  • 周りの景観とのバランスがおかしい

 

上記のような色に関する失敗がないように、事前に塗装の色合いや艶あり・艶なしなどについて打ち合わせで確認するようにしておきましょう。

(関連記事)【外壁塗装の色選び】失敗しない色選びのコツを一級建築士が徹底解説

(関連記事)外壁塗装の艶ありと艶なしの違いと特徴を一級建築士が徹底解説

弊社ではクリアシュミレーションを利用

事前に外壁の色合いのシュミレーションをする際におすすめのやり方で、クリアシュミレーションというやり方があります。

クリアシュミレーションは、実際に採用を考えているサンプル色の上クリアシュミレーションを重ね合わせます。実物のサンプルと合わせますのでほぼイメージどうりの外観がその場で確認できます。

    水野社長_カラー
    クリアシュミレーションを使うと、外壁塗装・屋根の色選びミスの激減させることが可能です。

     

    【ポイント10】建設工事保険があるか

    最後のポイントは、塗装工事終了後も工事の保証してもらえる建設工事保険があるかどうかです。

    塗装工事問題・塗装工事の契約・塗装工事の瑕疵については、特に工事契約を結ぶ前に、以下の保険に加入していることを、確認や質問しておくと良いでしょう。

    • 工事保険…工事中に現場で事故や盗難が起きたときの保険 
    • 労災保険…工事中に作業員に事故が起きたときの保険  
    • 瑕疵(かし)保険…工事後に施工不良が起きたときの保険 

     

    工事保険・労災保険・瑕疵保険のカタログ
    参考:工事保険・労災保険・瑕疵保険のカタログ

     

    水野社長_カラー
    残念ながら、外壁塗装は、免許悪用や更新切れ業者による工事トラブル・塗・工事後の瑕疵問題が多いのが現状です。塗装工事終了後も工事の保証してもらえる工事保険をお勧めします。

     

    【まとめ】年配の方や女性一人でも安心できる外壁塗装打ち合わせの虎の巻

    まとめです。今回は、はじめての外壁塗装・屋根塗装をする人向けに、契約前の打ち合わせで確認するべき10個のポイント・成功法則をご紹介しました。

     

    ■外壁塗装契約前の打ち合わせで確認するべき10つのポイント

    • 【ポイント1】ショールームをもっているか
    • 【ポイント2】建設業・塗装業などの資格・免許を持っているか
    • 【ポイント3】お客様担当者が契約前後で同じか
    • 【ポイント4】雨漏れや外壁の劣化状況を調査してくれるか
    • 【ポイント5】近隣挨拶はどのようにしてもらえるのか
    • 【ポイント6】打ち合わせや重要事項・工程表などを書面化してくれるか
    • 【ポイント7】見積書のしっかりとした説明があるか
    • 【ポイント8】過去の施工事例などを交えて説明してくれるか
    • 【ポイント9】事前に塗装の色合いの説明があるか
    • 【ポイント10】建設工事保険はあるか

     

    年配の方や女性一人の場合、業者に騙されないか不安を覚える人も多いのではないでしょうか。

    しっかりとした業者であれば上記を始めとした質問・疑問点についてもちゃんと答えてくれると思いますので、是非参考にしてみてください。

    弊社も大阪を中心に皆様のお家の外壁診断調査や、外壁塗装工事をさせていただいております。

    もし家の劣化を気にしておられる場合は「ミズノライフクリエイト」もご検討いただけましたら幸いです。

    最後までご覧いただきありがとうございました。

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