「そろそろ外壁塗装を考えているけど、今回は雰囲気を変えて茶色(ブラウン)の塗装に変えてみたいけど、どうだろうか。」
茶色・ブラウンは外壁塗装では珍しい方の色で、こだわりのある方が使われます。
外壁塗装を考える際、耐久性能・断熱性能などの塗料性能も大事ですが、「せっかくだからこの際、自分の住まいの美観をもっとよくしたい・雰囲気を変えてみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
いくら塗装工事が無事完了したとしても、「自分の家の外壁が思っていたのと違った」となると、せっかくの外壁塗装も台無しです。
そこでここでは一級建築士が、外壁塗装で茶色・こげ茶色を検討している人向けにメリット・デメリットを中心に解説します。
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目次
茶色(ブラウン)は外壁塗装の中でも人気の色
茶色(ブラウン)はオレンジと黒色の中間からなる色です。茶色は、木や土などの自然や、チョコレートなどのお菓子、家具インテリアなどいろいろなところで見られます。
茶色は、木のような温かみがあり、チョコレートのような可愛らしい印象のある色で、外壁塗装も温かみのある可愛い印象の外壁塗装が期待できます。
外壁塗装における茶色(ブラウン)のメリット
【メリット1】茶色(ブラウン)は落ち着いた暖かい印象を与えられる
茶色(ブラウン)は明度の低い暖色系ですので、見る人に温かみや落ち着いた印象を与えることができます。
茶色(ブラウン)というと、一般的に下記のようなイメージを連想させるカラーです。
- 温かみを感じる
- 優しさを感じる
- 親近感がもってる
- 落ち着いている
家具インテリアでも茶色系統は多いので、馴染みやすいというメリットがあります。
【メリット2】茶色(ブラウン)は系統が多彩で濃淡で色を合わせやすい
茶色(ブラウン)は同系色が豊富で、濃淡で色を合わせやすいというメリットがあります。
こげ茶色や薄い茶色、モカ、ココア色、ベージュ、アイボリーなどで組み合わせた配色にすることで、統一感がある落ち着いた印象を与える外壁塗装が期待できます。
【メリット3】茶色(ブラウン)は汚れが目立ちにくい
茶色(ブラウン)は、白色と違って外壁の汚れが目立ちにくいといったメリットがあります。
白色や黒色と違ってカビや苔、ホコリなど汚れが比較的目立ちにくいため、長期的なスパンで美観を保つことができます。
外壁塗装における茶色(ブラウン)のデメリット
【デメリット1】茶色(ブラウン)は周囲と合わず浮いてしまうリスクがある
外壁塗装で気を付けるべき点として、家の付帯部や庭、周囲の家とのバランスがあります。
たとえば、周りの家は白系統多いのに、一軒だけブラウンの外壁があると、周囲から浮いた印象を与えてしまうリスクもあります。
茶色に外壁塗装をする場合は、周囲の景観や付帯部とのバランスも考えて検討することをおすすめします。
また、(店舗等別として)一般的な戸建住宅では、外壁塗装で全体の仕上げを茶色一色で仕上げることは避けた方が無難で、部分的に茶色を採用するとメリハリがつくようになります。
茶色(ブラウン)での外壁塗装をおすすめする人
以上を踏まえると、下記のような人には、茶色(ブラウン)での外壁塗装がおすすめです。
- 温かみがあり落ち着いた感じが好きな人
- 可愛らしい感じの外壁の仕上がりにしたい人
- 茶色系統の配色の組み合わせで統一感ある仕上がりにしたい人
- (店舗等別として)一般的な戸建住宅では、外壁塗装で全体の仕上げを茶色一色で仕上げることは避けた方がいい場合が多いです。(部分的に茶色を採用することで、イメージがよくなります)
- 個性の強い茶色はツートンカラーを巧みに使うと、よりお洒落な感じがします。(優しい入りの、色分けもおススメします)
- 茶色(こげ茶)で迷っているときは、できれば艶を目立たせない方がおすすめです。(ピカピカに仕上げない)
事前に外壁の色合いのシュミレーションをする際におすすめのやり方で、クリアシュミレーションというやり方があります。
クリアシュミレーションは、実際に採用を考えているサンプル色の上にクリアシュミレーションを重ね合わせます。実物のサンプルと合わせますのでほぼイメージどうりの外観がその場で確認できます。
茶色(ブラウン)と相性の良い組み合わせ
次に茶色(ブラウン)と相性の良い組み合わせをご紹介します。
茶色(ブラウン)と相性の良い組み合わせは下記のとおりです。付帯部や屋根、庭などの周りの色とマッチさせることも重要ですので、ご参考にしていただければ幸いです。
茶色(ブラウン)×ベージュ | |
茶色(ブラウン)×アイボリー | |
茶色(ブラウン)×グレー(灰色) |
基本的に赤・青・黄色といった原色のきつい色とはマッチせず、ベージュ色やアイボリーなど同系色の控えめな色やマッチしやすいです。
茶色(ブラウン)の外壁塗装施工事例
茶×ベージュで組み合わせた外壁塗装例
茶×ベージュで組み合わせた外壁塗装例です。N様は美容室を経営されております。
こげ茶(艶あり)とモザイクタイルの組み合わせの美容室の仕上り
茶色(こげ茶)×ベージュで組み合わせた外壁塗装例
茶色(こげ茶)×ベージュで組み合わせたY様邸の外壁塗装施工事例です。
茶色(こげ茶)×アイボリーの外壁塗装例
茶色(こげ茶)×アイボリーで組み合わせたM様邸の外壁塗装例です。
こげ茶の外壁塗装を生かした目に、控えめなアイボリーの色分けの施工事例
茶色×グレーで組み合わせた外壁塗装例
茶色×グレーで組み合わせたN様邸の外壁塗装例です。
大部分の面積を茶色(つや消し)にして、部分部分に灰色(つや消しのグレー)の施工事例
その他 茶色(こげ茶)系の外壁塗装施工事例
その他弊社で施工させていただいた茶色(こげ茶)系の例です。
まとめ 外壁塗装の茶色(ブラウン)の特徴
まとめです。今回は、外壁塗装における茶色(ブラウン)の特徴やメリット・デメリットご紹介いたしました。
茶色(ブラウン)は、見る人に温かみや落ち着いた印象を与えることができます。
ただし、茶色(ブラウン系)はかなり外観の印象が変わってきますので、専門家のご意見も参考にされるのも大切です。
大部分または主体部分を茶色の場合や強調したい部分の茶色を採用する場合は、ベージュ系やアイボリー系の色を主体色に採用することにより、茶色をより目立させることができます。
- (店舗等別として)一般的な戸建住宅では、外壁塗装で全体の仕上げを茶色一色で仕上げることは避けた方がいい場合が多いです。(部分的に茶色を採用することで、イメージがよくなります)
- 個性の強い茶色はツートンカラーを巧みに使うと、よりお洒落な感じがします。(優しい入りの、色分けもおススメします)
- 茶色(こげ茶)で迷っているときは、できれば艶を目立たせない方がおすすめです。(ピカピカに仕上げない)
なお、弊社も大阪を中心に皆様のお家の外壁塗装工事をさせていただいております。
もし色選びで疑問点・ご相談などございましたら「ミズノライフクリエイト」にお越しいただけたらと思います。ご自宅の写真を持ってきていただけたら、カラーシュミレーションで色選びのシュミレーションもさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。