外壁塗装の相見積もりや外壁塗装の訪問販売で塗装業者への断り方について、どう断ったら良いか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
たとえば、相見積もりの場合は、基本的に素直に相見積もりの結果により、他社にすることにしましたと言っても問題ありません。業者も断られることに慣れているので基本的に気にすることはないです。
ここでは、これまで大阪を中心に1万件以上の施工をしてきた外壁塗装専門店である弊社が、外壁塗装業者への断り方をご紹介します。
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目次
相見積もりで業者への断り方について
先に結論から言いますと、相見積もりの場合で素直に「他社で外壁塗装の工事を依頼しました。」と言っても問題ありません。
断り方は「電話」でも「メール」でもどちらでも構いません。手紙などは時間差があったりするためあまりおすすめではありませんが、意識しておいた方が良い点は「早く明確に」です。
■見積もりの断り方の3つのポイント
①:できるだけ早く断る
②:あいまいな表現ではなく明確に断る
③:断りの理由はあってもなくても良い
(関連記事)【失敗しない外壁塗装相見積もり方法】見積もり前に確認したい重要項目
断りを入れるかどうかまだ悩んでいる、念のため見積書の値段ではなく中身もしっかり把握しておきたいという方もいると思います。
「【外壁塗装の見積もり総まとめ】見積書例と項目や内訳を徹底解説」の記事に、外壁塗装の見積書のサンプルや各工程・項目の詳細を説明していますので、見積書の中身を改めて確認したい方は合わせてご参照いただけますと幸いです。
断り方のポイント
【ポイント1】できるだけ早く断る
最も重要なのが、断ることが決定したら、できるだけ早く断ることです。
断りの連絡しないままだと、業者側もいつでもご依頼に対応できるように人員を確保したままになってしまいます。
特に、契約直近まで進んでいるような場合は、メールよりも電話で急ぎで断りましょう。急ぎの場合は、メールだと業者側が時間差で見落としてしまう場合があります。
過去のお客様の事例ですが、そのお客様は訪問販売の外壁塗装の業者が突然営業にきて、人柄がよさそうだったので、その場で外壁塗装をする旨を言ってしまったそうです。
冷静になり、あとから断りの連絡を入れようと考えていたところ、先に外壁塗装の工事の準備がはじまりだして、足場の撤去に困ったという方がおられました。「おや!おかしいな?」や「今回はお断りする」と思ったら、早々に、お断りの連絡することを、お勧めします。
【ポイント2】あいまいな表現ではなく明確に断る
次に重要な点は「曖昧な表現ではなく明確に断る」です。
たとえば「値段のことが気になるので少し考えたいです。」といった表現の場合、業者側は「もう少し値引きを要求しているのだろうか?」とか「他に良い提案方法を考えられないか」など考えます。
本当に少し考えたい・迷っている・背中を押して欲しいということでしたら構いませんが、完全に断ることを決めている場合に曖昧な表現をすると、かえって追加の提案が来てそれも断らないといけなくなるといったことになりかねません。
【ポイント3】断りの理由は必要ではありません
断る際に、理由は特に必要ではないです。(もちろん丁寧に理由をいただける場合は業者側もお客様の声として今後の活動の参考にできるので歓迎です)
見積もりの断る際に絶対に避けた方が良いこと
見積もりの断る際に絶対に避けた方が良いことは、下記の2点です。
連絡しないまま放置する
一つ目は「連絡しないまま放置する」です。
連絡しないままだと、業者側もいつでもご依頼に対応できるように人員を確保したままになってしまいます。
できればメールで一文でも良いので、お断りの一文を連絡するようにしましょう。
突然工事の連絡がかかってくることもないとも言えません。トラブルを避けるためにも「今回は外壁塗装の工事は行いません。」と早い目にしましょう。
ズバリいやごと(ダメ出し)や(不当な)悪口を言って断る
二つ目は「(不当な)悪口を言って断る」です。
明らかに誠実さに欠ける対応や不手際が業者側にあった場合は別として、他所と比較して過度にダメ出しをしたり、悪口を言って断ることは避けた方が良いです。
業者と言えど、一人一人は人間ですので、今後その業者に何かの理由で連絡が必要なった・依頼する流れになった時に気まずくなります。
感情的なやりとりはお互いデメリットしかありませんので、普通に断るようにしましょう。
お断りの連絡は、感情的にならずに冷静にお断りの連絡を行うことだけを意識すればいいのです。「相手に悪いとか、気を悪くするとか」の感情が起こることはありますが、業者もプロなのでいろいろ経験していますのでご心配には及びません。
業者への外壁塗装見積もりの断り方の例文・事例
ここからは、弊社が実際にお断りを受けた中での代表的な断りの文面・連絡をいくつかご紹介します。長々と書かなくてもシンプルで構いません。
これから業者へのお断りの連絡を入れる方は参考にしてみてください。
(例文1)
いろいろ説明や、アドバイスをしていただいてありがたかったのですが、残念ながら今回は他社で外壁の工事の依頼をすることになりました。お手数をお掛けして申し訳ありませんが、今回はお断りさせていただきます。
(例文2)
先日はありがとうございました。
あれから、家族と外壁塗装の工事の件を話し合った結果、やはり今回は外壁塗装の工事は見送りすることに決まりましたので、報告させていただきます。
(例文3)
知り合いの建築関係者に相談した結果、今回はそちらの関係者に任せることになりましたので、今回はお断りさせていただきます。
いろいろご相談に乗っていただいたのに申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
- 工事のお断りをはっきり記入する。(意思表示をはっきり記入する)
- 簡単な内容で構わない。(理由をいろいろ書くと業者に誤解されてしまうとかえって逆効果になってしまうことがあります)
- メールでかまいません。(どうしても電話をかけにくい場合です)
訪問販売での塗装業者への断り方
訪問販売の場合は、その場で何らかの返事をしなくてはならない場合もよく聞きます、相見積もりの時とはまた違う状況になります。
基本的に直球で「今は外壁塗装は考えていません」と断ることをおすすめします。
訪問業者への断り方のポイントは「外壁調査をさせない・屋根の上に上がらせない」です。
弊社もこれまでお客様からいくつもご相談をいただきましたが、調査をしてもらった多くの場合は、「深刻な亀裂が発見された・このまま放置しては危険」などの危険を煽るアピールをされるそうです。
基本的に訪問販売の業者は、危険を煽るアピールや、この場で決めたら大幅値引き、モニター価格などあの手この手のトークをします。
ですので、隙を見せずに直球で断りましょう。訪問業者の会社の評判や情報や口コミサイトを調べるのも、トラブル防止になると思います。
- アンテナの撤去に○○円でさせていただきます。(比較的お手軽な価格で、営業に来ます)
- この近くで、塗装工事をしています、今回モニター価格で外壁塗装の工事を○○万円でさせていただきます。(※かなり安い価格からはじまり、のちのち追加請求されることに注意しましょう)
- 念のため屋根の点検だけしておきましょうか。瓦がずれている、カラーベストの割れ、樋が詰まっていないか点検しておきますね。(屋根や樋は日ごろわかりませんので、訪問営業をしてきます)
※これらはよくある例です。屋根に登って「何もないです」って屋根から下りてきた業者はほとんどいないのが実情です。
※多くは上記のような営業目的が多いですが、もちろん、本当に危険な状態で真摯に伝えてくれている可能性もあると思います。
気になる場合は、あとからインターネットで別の塗装業者を検索して相見積もりする方法や、また見積もりサイトで塗装業者に相見積もり依頼するようにすると良いと思います。
もし相見積もりして冷静な状態で判断した結果、最初に訪問してきた業者が良いと思った場合は、もちろんそれで良いと思います。
少なくとも何の下調べもしていないなかでの突然の訪問販売で慌てた状態で「その場で決めた方が得かも(チャンスかも)」という状態は危険です。その場は断って、後から冷静な状態で自分に合った塗装業者をお探しされることをおすすめします
まとめ 外壁塗装の相見積もりをうまく活用しよう
まとめです。今回は、外壁塗装の相見積もりや外壁塗装の訪問販売で塗装業者での断り方について、ご紹介しました。
基本的に業者も断られることに慣れているので気にすることはありません。理由も言わなくてもなくても大丈夫です。
訪問販売で慌てた状態で「その場で決めた方が得かも(チャンスかも)」という状態は危険ですので、その場は断って、後から冷静な状態で自分に合った塗装業者をお探しされることをおすすめします。
- お断りの場合、手間を取らせことや見積のお礼などを最初に伝える(できれば業者に配慮をした方がいい場合もあります)
- お断りの連絡に「単純に価格が合わない」などの理由を説明すると、再度営業・提案に来られるケースがあります。(このような場合「いろいろな理由で判断した結果、今回はお断りします」が業者に要点を絞らせない方法もいいのかもしれません)
ここでは、これまで大阪を中心に1万件以上の施工をしてきた弊社が、外壁塗装業者への断り方をご紹介しました。
なお、弊社も大阪を中心に皆様のお家の外壁塗装工事をさせていただいております。
もし外壁塗装工事で疑問点・ご相談などございましたら「ミズノライフクリエイト」にお越しいただけたらと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。